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思考停止する職場  同じ過ちを繰り返す原因、すべてを解決するしかけ (単行本)

 
思考停止する職場

考えずに使っている、その言葉が危ない! 無自覚のうちに判断の放棄やステレオタイプな決断など思考停止を招く原因と改善法を紹介!

著者 飯野 謙次
ジャンル ビジネス・自己啓発
出版年月日 2018/03/23
ISBN 9784479796350
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 本体1,400円+税
 

目次

はじめに 〝致命的〟失敗は思考停止から生まれる

第1章 危険な職場を生むコミュニケーション
■一瞬で「2億ドル」が消えたNASAの伝達ミス
■あなたの言葉は、確実に伝わっていますか?
■負の連鎖を生まないために「最もやるべきこと」
■事なかれ主義が問題を大きくしている
■形式知が少ない会社は危ない
■もしあなたが「伝えることが苦手」だったら
■なぜ不都合な事態から目をそらしてしまうのか
■問題解決の落とし穴、三つのタイプ
 1 周知徹底が通用しない理由
 2 教育訓練が致命傷につながる理由
 3 管理強化が最も職場を壊す理由
■最大の死者数を出した航空機事故はこうして生まれた
■「今度も大丈夫なはず」では乗り切れない
■ヒヤリハットの放置が危険をもたらす
■おざなりな原因究明の大きすぎる代償
■失敗知識を共有できる仕組みが重要

第2章 自分で考えて動く人が育つしかけ
■自己流で仕事をする人は要注意
■「人はまねをすることから始める」という真実
■「マニュアル」は本当に必要?
■勝手なカイゼンがいちばん恐ろしい
■残念なマニュアルが社員を追い込む
■「利用者がどう思うか」を考え続ける
■英会話と業務マニュアルの共通点
■創造性が育まれる「相談」
■「結果だけを見る」のは間違っている
■部下が育たない上司に欠けていること
■すべては「思考展開図」で決まる
■グループ作業をどう是正していくべきか
■「指示待ち人間」を生まない工夫とは
■成功談だけを語る人になってはいけない
■事故が多発する会社は「クレーム対応力が低い」
■「どうすれば失敗できるか」を考えよう
■悪のシナリオが「起こる確率」を計算する
■優れた上司は「不測の事態」に備えている
■あわれな利益追求人間になってはいけない
■会社を破壊する「自分の保身しか考えない」上司
■ミスを認めない部下、どこから変えるか

第3章 こわいのは、上司のこのひと言
■「リスクがある」――否定しづらい正しさのようなものがあるが……
■「前例がない」――これからつくるくらいの気概がほしい
■「成功例はあるの?」――必勝パターンにのっとった発想をうながすだけ
■「それ、ニーズあるの?」――すでにあるなら、そのアイデアは「もう古い」
■「うちの業界はね……」――過去のモデルにこだわるのは危機的状況
■「できない」――それは既知の範囲の答えにすぎない
■「つべこべいうな」――活力を削ぎ、創造性の芽を摘む言葉の暴力
■「かんたんだから」――ネガティブな反応を示すことも少なくない
■「こんなこともできないのか」――上司がつかえないから部下は結果を出せない
■「期待してるよ」――耳ざわりのいい言葉ほど悪影響を引き起こす
■「空気を読め」――当たりさわりのない発言は役に立つか?
■「ふつうはね……」――あなたのいう「一般」はどんな人の集まりなのか
■「合理化、効率化」――その先に、どんな効果があるのか
■「コスト優先」――本来の目的を忘れないようにしたい
■「ノルマ達成」――数字以外のものに配慮が行き届かなくなる
■「コンプライアンスの徹底」――うかつに掲げると、かえってあだとなる
■「周りに迷惑をかけるな」――いつだれが決めたのかわからないルール

第4章 思考が動く職場とは、どんな場所か
■なぜリスク評価を間違えるのか
■作業の流れは「グラフにする」
■PDCAをうまく回すために何をなすべきか
■失敗事例に学ぶほど誤判断が減る
■類似性を感じる能力開発が不可欠
■他所で発生した事故を再現してみよう
■達成度と、失敗の度合いを測る
■複数の視点でミスを分析できているか
■「どこが違っていたら、回避できたか」を考える
■失敗の原因を「まんだら図」から探る
■事故の再発を招く報告書、何が問題か
■創造的な解へ着実に近づいていく
■失敗は創造性のリハビリテーションである

おわりに――「正しい」という思考停止

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内容説明

飯野 謙次(いいの・けんじ)
スタンフォード大学工学博士。1959年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、ゼネラル・エレクトリック(GE)原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年、技術文書翻訳やアプリケーション開発を請け負うSYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任。2002年、特定非営利活動法人「失敗学会」副会長となる。2009年、事務局長兼務。
これまで、中部圏産学連携会議アドバイザリーボード委員、消費者庁消費者安全委員会専門、臨時委員などをつとめ、上智大学大学院、九州工業大学大学院、東京大学大学院で「創造設計」を教えている。
著書に『創造設計思考法』、『仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?』(文響社)など。

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