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「学ぶ力」を伸ばす本

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「学ぶ力」を伸ばす本

「勉強しなさい!」と言わなくても、「もっと勉強してみたい!」が止まらない! 勉強が大好きな子になる齋藤流子育てメソッド!

著者 齋藤 孝
出版年月日 2008/11/17
ISBN 9784479792444
判型・ページ数 四六 ・ 224ページ
定価 1,430円(本体1,300円+税)

目次

第1章 「学ぶ」とはどういうことか<br /><br />1 伸びる子を育てる秘訣<br />・学ぶ力は生きる力につながる<br />・「読み聞かせ」の大切さ<br />・タフな子に育てるコツ<br />・魅力的な人とはどんな人か?<br />2 「背伸びしたい気持ち」を刺激しよう<br />・好奇心のスイッチを押してあげる<br />・「背伸び読書」で盛り上がる<br />・子どもの「背伸び力」に応える<br />・知的な見栄はあった方がいい<br />3 「見立てる力」が創造力を養う<br />・「見立て力」で別の世界をつくる<br />・クリエイティブな人には「見立て力」がある<br />・天上のシミを怖がる想像力も大事<br />・『もののけ姫』に子どもたちが共感した理由<br />・子どもには「お天道様」を教えた方がいい<br />4 経験することで育つ発想力<br />・子どもと一緒に遊べる親、遊べない親<br />・やり切らせる大切さ<br />・子ども時代の経験は「金」<br />5 子どもが置かれた環境を整える<br />・大人もムキになるのがいい<br />・子どものための優先順位<br />・音読は勉強中の遠足だ<br />・退屈さが遊びを生み出す<br /><br />第2章 子どもの力をどうひきだすか<br /><br />1 「子どもは子どもらしく」って本当?<br />・ヨーロッパに「子ども」はいなかった?<br />・子どもを喜ばせてきた日本人<br />・大人へ成長するとはどういうことか<br />・社会の余裕が生んだ引きこもり<br />・「甘え」は良いのか、悪いのか<br />・子ども時代をたっぷりと過ごさせる<br />・子どもと大人をつなぐ親の背中<br />2 創造力にあふれた子どもに育てるには<br />・子どもをていねいに見てみよう<br />・夢中になったらとことんやらせる<br />・「没入力」は子どもの特徴<br />・子どもにはワールドを作り出す力がある<br />・ルーペ感覚も子ども的世界<br />・大人も使える「泣いた子がもう笑った力」<br />・不安定なところへ行きたがる<br />・「繰り返し力」は学習能力へ結びつく<br />・子どもの話のウネウネ感が面白い<br />・ムキになるほどエネルギーが出る<br />・子どもはなぜ傷つきやすいのか<br />・先の何かを楽しみに待つエネルギー<br />・傷つきやすさは共感力につながる<br />3 身体感覚で学ぶこと<br />・他者と一体になれるパワー<br />・からだ全体で感情表現する<br />・ムダな動きにも意味がある<br />・「小さい」「狭い」が好き<br />・ハイテンション力がクリエイティブの素<br />・真似する力は学習能力の基本<br />・「つられ力」が世界を豊かにする<br />・子どもはなぜすぐ笑うのか<br />・子どもたちの感情はすぐひとかたまりになる<br />・身体ごと共感できる力<br /><br />第3章 「子ども力」を活用しよう<br /><br />1 できる人には「子ども力」がある<br />・子ども力を技化する<br />・エネルギーを枯渇させない方法<br />・自分の中の子ども力を発掘する<br />・子どもから学ぶ<br />・「甘え力」を人間関係に活かす<br />・もてる男は子ども力の活用がうまい<br />・手塚治虫も宮崎駿も「大人子ども」<br />2 斬新な発想はどこからくるか?<br />・「子ども力」に気づいていたピカソ<br />・発想力の元は遊び<br />・競い合う面白さ<br />・一体感が生まれる時<br />・『クレヨンしんちゃん』は大人向けだった<br />・「いたずら好き」は人間関係上手<br />・いたずらとコミュニケーションの関係<br />・なんでも作戦化してみる<br />3 遊びが人生に役立つ時<br />・子どもっぽさがエネルギーの源<br />・心の中に埋蔵した楽しさを掘り起こせ!<br />・原風景がアイデンティティを強固にする<br />・エジソンも子ども時代の経験を大事にした<br />・思いつきを否定しない<br />・リクルートの社風<br />・ゲーム化すると仕事の能率は上がる<br />・遊び感覚を失わない人生は楽しい<br /><br />4 創造的な人間へ<br />・宮沢賢治の自由な表現力<br />・豊富な知識が想像力を広げる<br />・ルールは変えてしまえばいい<br />・達成感が能力を伸ばすカギ<br />・キレる大人にならないために

内容紹介

子どもが持っている「学ぶ力」は、何か一つエンジンがかかるとぐっと伸びていく。つまり、自分自身が本気になってその世界に没入していけば、必ず伸びる。
逆に、ただ周りからやれやれと言われて、なんとなく嫌々やっているという状態では、苦労や心のストレスが多い割には、なかなか伸びません。
ただペーパーテストで点が取れるだけのいわゆるお勉強ができる子ではなく、探求力、観察力、最後までがんばる力、発想力、表現力、共感力といった、真の「学ぶ力」を身につけさせる。その後の人生で伸びる人間に育てるための齋藤流子育てメソッドが満載!
齋藤先生推薦「親子で読みたいBOOKガイド」収録!

著者プロフィール

  • 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導を務める。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。『読書力』(岩波書店)、『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『こども孫子の兵法』(日本図書センター)など著書多数。著書発行部数は1000万部を超える。

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