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「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

価値ある情報を瞬時につかむ収集術から、能率よく記憶する整理術、効率よく発する文章術まで、知的生産力をアップする情報活用法!

著者 齋藤 孝
出版年月日 2009/08/20
ISBN 9784479792659
判型・ページ数 四六 ・ 224ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税)

目次

プロローグ 検索は、知的生産力を鍛えるか?<br />*私の「知的生産術」の磨き方<br />*まずは、自分の頭の中を検索せよ<br />*コピペしただけの情報に価値はない<br />*タクシーでは足腰は鍛えられない<br />*記憶がなければ何も生まれない<br />*自分をくぐらせる<br />*頭をよくする情報活用法<br /><br />Step1 選ぶ力をつける5つの手法<br />1 出会った瞬間に勝負する<br />*情報は「一期一会」<br />*出会いの瞬間に縁をつくる<br />*ピピッときたら、すかさずメモを取る<br />2 収集にムダなエネルギーをつかわない<br />*キーワードで情報をつかみ取る<br />*磁石の力を利用する<br />3 「自分」を検索する機能を鍛える<br />*「とくになし」はやめる<br />*自己検索には「スピード」も大事<br />*「検索力」と「収集力」は同時に高まる<br />*縁のない情報はどんどん「捨てる」<br />4 仕込みに「ひと手間」かける<br />*再生できない情報は、「ないのと同じ」<br />*すぐに思い出せる形で保存する<br />*「フック」をつけて、頭の中にひっかける<br />*「気になること」をたくさんつくる<br />*その日のうちに二人にしゃべる<br />5 「五感」で感じ取る<br />*直感を鍛える<br />*ニオイを手がかりにひきよせる<br />*身体で感じる体験を増やす<br />*集中できる「構え」を身につける<br /><br />Step2 本をとことん使う7つの手法<br />1 読書は錬金術である<br />*書く・話す・考える力をつける<br />2 本をどんどん読むコツ<br />*とにかく、数をこなす<br />*質量転化の法則<br />*一度に一〇冊、読んでいく<br />*多読と精読を両立させる<br />3 とにかく、最初はなんでも読む<br />*専門性にとらわれすぎない<br />*芋づる式読書法で幅広く読む<br />4 二割読んで「完読」と同じ結果を得る<br />*大事なところだけをすくい上げる<br />*「サーチライト読み」を鍛える<br />*「キモ」を見つける<br />*「立ち読み」でサーチ体験を増やす<br />*ためらわず、飛ばし読みする<br />5 「締め切り設定」で読書力が変わる<br />*買ったその日が最高の読書チャンス<br />*ストップウォッチで時間を設定する<br />*他者の力を借りて読む<br />6 本は汚して読め<br />*印をつけると記憶力が高まる<br />*解体しながら読むと吸収率が上がる<br />7 一〇〇%の記憶は必要ない<br />*内容を俯瞰するようにつかみ取る<br />*目次は本の「レジュメ」<br />*拡大コピーする二つのわけ<br /><br />Step3 記憶を深める5つの手法<br />1 自分の言葉で再生してみる<br />*意味をつかまえて記憶する<br />*大事なのは共感すること<br />*丸暗記せずに要約する<br />*自分の経験とリンクさせる<br />2 幅広く、深く見る<br />*複眼的に見る<br />*できるだけ、たくさんの意見に触れる<br />*見えない「真意」をくみ取る<br />*自由にイマジネーションを広げる<br />*好き嫌いの感情も大事<br />3 もう一つの人生を生きる<br />*データベースに「深み」を与える<br />*駄作も名作も読む<br />*情報とアイデンティティ<br />*尊敬できる脳内スタッフを持つ<br />4 批判的思考を鍛える<br />*クエスチョンマークをつけられるか<br />*批判と共感を切り換えていく<br />*はじめから否定しない<br />5 人との出会いを大事にする<br />*いろんな立場からものを見る<br />*会話しながら、ポイントをメモしていく<br />*全人格を感じ取る<br /><br />Step4 道具を使いこなす5つの手法<br />1 三つの色分けで情報をつかむ<br />*三色で心のセッティングをする<br />*三つの印、それぞれに意味・目的がある<br />*なぜ、三色なのか<br />*ノック音は脳のギアチェンジ<br />*整理と収納を同時進行で行なう<br />*色のバランスから、自分が見えてくる<br />2 手帳は三〇分刻みのものを使う<br />*手帳にひらめきを書き込む<br />*一週間を見わたせるか<br />*前年を振り返る<br />*三〇分ごとの刻みがものをいう<br />*締め切りまでの時間を読む<br />*知識やアイディアに日付を入れる<br />3 スケジュールは三つに分ける<br />*手帳の解像度を飛躍的に高める<br />*青・赤・緑の使い分け<br />*時間にメリハリをつける<br />4 ファイリング法のひと工夫<br />*個性のあるクリアファイルを選ぶ<br />*同じ傾向の情報をひとまとめにする<br />5 アウトプット力を高めるノートの取り方<br />*インスピレーションブックとしてのノート<br />*ノート活用・試行錯誤の歴史<br />*一見開きで話がひとつできること<br />*一冊のノートにこまめに書き込む<br />*ダ・ヴィンチ、モーツァルト、アインシュタイン<br /><br />Step5 編集力をつける3つの手法<br />1 自分の経験とからみ合わせる<br />*具体的な「結果」を導き出す<br />*自動改札機と流れ落ちていく竹の葉<br />*経験は最高のマイ情報<br />2 ヒット企画は編集から生み出される<br />*編集力で見つける“コロンブスの卵”<br />*「違和感」を見過ごさない<br />*違和感とずらしの方程式<br />*企画書・提案書は手書きで書く<br />3 究極の情報源は「人と会う」<br />*ライブのインパクトは最高<br />*憑依するまではまり込む<br />*集める・真似る。そこからの出発

内容紹介

見えている資料も、読んでいる本も、聞いている話も同じなのに、なぜ成果に差が出るのか!?

明治大学の人気教授が、「読む・書く・話す」力を磨き、知的生産力を10倍アップする情報活用法を公開。

*情報洪水のなかから、いかにして「使えるネタ」を掴み取るか?
*「これは!」というネタを記憶し、確実にモノにするには?
*メモ用紙、ボールペン、手帳…、アナログ道具を活かすには?
*「無」からいかにしてアイディアを発想し、企画をまとめるか?
*ちょっとした会話や会議の提案で困らない「コメント力」をつけるには?

「メモ再生法」「10冊読書法」「3色記憶法」
「目次レジュメ法」「視点移動法」「30分手帳法」「ノート記録法」…

など、すぐに役立つ25のテクニックを伝授。

この一冊で、ほしい情報が一瞬で見つかる!
企画もトークもがらりと変わる!!

著者プロフィール

  • 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導を務める。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。『読書力』(岩波書店)、『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『こども孫子の兵法』(日本図書センター)など著書多数。著書発行部数は1000万部を超える。

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