巻頭随筆・・・・・・・・・林真理子
第1章 ごはんに一汁一菜もよし
「料理を作りたくないときは作らない」
味噌汁 煮干しの出汁
漬け物 かぶと青菜の浅漬け
お惣菜三種 ひじき 卯の花 切り干し大根
第2章 和食の華、魚を知りましょう
「食材の価値を見極める 人のからだは、その人が食べたモノでできている」
魚の煮つけ
なめた鰈の煮つけ
鯖の味噌煮
自家製の干物
長良川の五月鱒と春子
小鰯の唐揚げ 鰯のつみれ汁 丸干し 有馬煮
めごちのから揚げ
白皮 白甘鯛
鯛の浜焼き
あまご鰈
初鰹
鮑の刺身 蒸し鮑
鰹びたたき
いさきの刺身 鱚の刺身 柑橘の二杯酢 煎り酒酢 いさきの皮の湯引き
塩鮭の粕漬け
鮭の粕汁
からすみ
自家製の辛子明太子
第3章 出汁は鰹昆布出汁には限らない
「日本料理に絶対に欠かせないのは昆布と鰹の出汁です」
鰹昆布出汁
すくい卵のお椀
鮪と赤身びスープ ねぎま鍋
すっぽんのスープ
何も入らない茶碗蒸し しめじのスープ、しめじと菊菜のおひたし
すり流し 枝豆のすり流し
梅雑炊 青じそのスープ
冬瓜の干鱈のスープ煮 貝柱のスープ 冬瓜と貝柱のスープ煮
焼き松茸 土瓶蒸し
白菜のスープ煮
鰤のアラで煮た大根
そばがき
寄席鍋 煮汁 最後のおじや
鴨のじぶ煮重よし風
第4章 「さしすせそ」はわすれましょう
「旬味を自在に取り合わせる」
はまぐり大根
あさりと小松菜の辛子あえ
早蕨の即席おひたし
山菜煮
筍の煎りだし
道の駅で教わった塩木の芽
春野菜のゼリー寄席
じゃが芋の煮っころがし
グリンピースと汲み上げ湯葉
グラッパの梅酒
水なすの干し海老煮
滝川豆腐
夏野菜の蒸し煮
夏野菜の冷やしうま煮
枝豆いい蒸し・ぬた餅
秋の新芋煮
あえもの くるみあえ衣 ごま味噌あえ衣
筑前煮
かぶら蒸し
芋の干鱈煮
いり豆腐
ばんもどき
第5章 大切なことはみなお客さまに教わった
「カウンター料理の楽しみ」
「クルーズ船ガンツウの料理」
「その日の献立」
「デザートの時間」
「どんな店にしたいか」
「のれんの字を書いてくださった人」
「花を入れる」
「重よしの料理とは」
「食器と料理」
「母の言葉 父の言葉」
「飽くことのない工夫と進化」
「毎日の客人」
「名古屋にて」
あとがき